第10場『エピローグ』
ジョバンニの家に父親から手紙が届いた。
喜ぶジョバンニと母親。

一方では息子を不慮の事故でなくした父の
悲しみ。

天空からそれらを見つめるネルラの姿。

本当の喜びとは…?

それを問いかけた子劇の『銀河鉄道の夜』
皆様に伝わったでしょうか。

『新釈 銀河鉄道の夜』ストーリー

カーテンコールは劇団歌『FUTURE』で締めくくり

お客様のお見送り

第8場『わし座』
わし座に到着。1時間12分の停車時間。
ネルラとジョバンニは祭りがあるというので
祭り見物に出かけてみた。
そこでは生前の思いを断ち切り、黄泉への
旅に出ようとする人々がいた。
そこに悲しみはなく、皆晴れ晴れと烏瓜の
灯りを受け取り整然と旅立って行った。

第9場『サザンクロス』
わし座を出発した列車はサザンクロスへと向かう。その車中、ネルラはジョバンニに
「ここで終わりにしよう」と伝える。ジョバンニは訳がわからず抵抗するがネルラの考えは
変わらない。 「ぼくにとって本当の幸せは何か考えてみた。ぼくは正しいことをするよ。
だからキミは地上へ帰るんだ!」 そう言ってジョバンニに封筒を差し出す。
「いやだよ、そんなの!」 やがて列車はサザンクロスに停車しネルラは列車を飛び降りた。

第7場『緊急停車』
ここはどこの停車場だろうか? 一旦降りて待つようにと
アナウンスがあり、乗客たちは外へ出る。
するといかにも怪しげなトリウチと名乗る人物が不思議な
話をし出す。「私は鳥を捕まえるのが仕事。ほら、ここにも
そこにも鳥の声が聞こえるでしょ」  ♪『トリウチの歌』
けれどなんの鳴き声も聞こえない。
「どこにでもいるんですよね~、詐欺まがいの人って!」
乗客の中にもトリウチを怪しむ声が出始めた時「切符を拝
見します」と車掌がやって来た。
ジョバンニもポケットから切符を取りだし、車掌に見せるが
これがなんと「どこにでも行ける切符」だったので大騒ぎに!
♪『すごい切符』
そこへ汽笛の音がして、列車はまた出発することになる。

本番後の打ち上げ

 第1場『オープニング』は歌と踊りで。
 曲中にピエロのセリフ。
 「銀河の旅をお楽しみください」とエスコートする。


         続いて第2場『ジョバンニの家』
         ジョバンニと母親の会話。母親はジョバンニが仲間外れに
         されていないかと心配。ジョバンニの父親はペテン師で、牢
         屋に入れられているという流言があるのだ。
         気丈に堪えるジョバンニだが…。
         今日は年に一度の「星祭り」の日なのだ。

第5場『白鳥座』
機関車が停車したのは白鳥座。
32分15秒の停車時間があるのでネルラとジョバンニが
外へ出てみるとなにやら発掘の作業をしている様子。
♪『採掘の歌』
博士らしき人は「古きを訪ね新しきを知る」これが本当の
幸せだと言う。
汽笛が鳴り、二人はまた列車の旅を続ける。

第6場『車内』
二人は幼かった頃の思い出に浸る。♪『過去と未来』
すると緊急停車のアナウンスが流れる。

一人残されたジョバンニに車掌が優しく語りかける。
「人はそれぞれ降りる駅が違うんです。あなたはまだご自身の目的地を
持っておられない。時期が来ればあなたの切符にも目的地が表示され
るでしょう。さあ、帰りましょう、地上駅に。」
号泣するジョバンニを残し舞台は星祭りの会場へと変わる。


そこでジョバンニは皆にネルラと共に体験した銀河鉄道の旅の話を打ち明ける。
ネルラの父は「君は最後までネルラの友であってくれたのだね」と称えてくれた。
そして皆も正しいことのために身を捧げたネルラに哀悼の意をささげた。

♪『星めぐりの歌』 走行中のデッキから

第3場『牛乳屋』
牛乳が届いていなかったので星祭りに向かう前に
牛乳屋へ寄ってみるが「お金と交換じゃないとダメ
だ」断られた。
虐げられるジョバンニはただ耐えるしかなかった。


第4場『路上』
そこへ星祭りに向かう小さな子供たち。
♪『星祭りの歌』で喜びを表現。
しかしその後やってきた仲間たちはジョバンニを見つ
けるといじり始める。
♪『ラッコの毛皮』
それを見ながら助けてやることの出来ない親友ネルラ
もつらい思いをいだく。
「星祭りの会場で待ってるから…」
ネルラはそう言って別れたのだが…。
♪『父さん、助けてよ!』(ジョバンニのソロ)

その後「早くおいでよ! 出発するよ」とネルラの声が。
汽笛が鳴り、機関車の轟音と共に二人は銀河鉄道の
旅に出る。